耳鳴り、耳閉感、めまい、響き、など、難聴以外にも様々な症状を伴うこともあります。ほとんどの場合片耳だけに起こりますが、両側性の場合もまれにあります。
まず視診で鼓膜の異常の有無、純音聴力検査で難聴のタイプを調べます。そのほかに、めまいのある方には眼振(めまいが生じているときに出る異常な目の動き)を見たり、必要に応じて脳や聴神経に異常がないかを調べるために、他院で頭部のMRIを撮っていただく場合もあります。
当院の治療は、まず内服による投薬が中心となります。主に用いられるのがステロイドという抗炎症作用のあるホルモン剤です。一定量のステロイド剤を数日間投与した後に徐々に減量してゆく漸減療法が一般的です。低音障害型では自然に軽快する場合もあり、ステロイドを使用しないときもあります。また同時にビタミン剤や代謝賦活剤、循環改善剤、自律神経調節剤なども使用します。その他、星状神経節ブロックや高圧酸素療法を施行する施設もあります。
この病気は、出来るだけ早く治療を開始し、安静にし、めまいを伴わないタイプほど治りやすくなります。