アレルギー性鼻炎には大きく分けて、ハウスダスト・ダニなどに代表される一年中症状の出る通年性のものと、スギ・ヒノキなどによる季節性のものとがあり、季節性の中で特に花粉によるものを俗に花粉症と呼んでいます。患者さんの中にはアレルギー性鼻炎と花粉症は別のものと思っていらっしゃる方も結構おられますので、誤解のない様お願いいたします。
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鼻炎のレーザー治療は鼻の中の粘膜(粘膜上皮と粘膜固有層)を凝固して変性させる事によりアレルギー症状を緩和させる治療です。粘膜下固有層には知覚神経があるので、くしゃみや鼻汁の症状も改善します。しかし徐々に粘膜は再生するので花粉症が完治するわけではありませんが、シーズン前に治療すればその季節あるいは1〜2年は症状が改善されます。 もちろん完治させる治療ではありませんので、レーザー治療をおこなっても花粉量の多い年にはシーズン中には薬剤が必要になる事もあります。 従来の治療方法に比べて非常に簡便で高い効果があり、出血もなく簡単な表面麻酔で治療ができ、治療時間も麻酔時間込みで両方で30分程度です。鼻炎のレーザー治療は健康保険が適用されます。
◆治療の時期◆通年性のアレルギー性鼻炎の方は特に時期は問いません。 花粉症の場合は、症状が出る前(花粉が飛散する前1〜2ヶ月前)の手術をおすすめします。症状が出てからの手術は効果が落ちますので、その場合は症状がおさまってから(例えばスギ花粉症なら5月くらいから)の手術をおすすめします。
◆効果の持続性◆鼻づまりはほとんどの方が改善いたします。くしゃみや鼻水は約半数の方が改善されます。効果は個人差がありますが、およそ1年から2年ぐらいは持続するようです。レーザー治療は繰り返し行なうことが出来ますので、症状が悪化するようなら再度行なうことも可能です。
保険が適用されますので、3割負担の方で大体6,000円(税込)前後になります。